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 LG 32UD59-B 31.5インチ/4Kモニター レビュー


ついに4Kモニターを買いました。既にカメラ、VGA、編集ソフトと体制は整えていたのですが、肝心のモニターに良さそうなものが無く今まで様子見をしてきました。そこはようやくLGから手頃な価格の32インチクラスが出たので、待ってましたとばかりに早速導入してみました。
さてこの32UD59‐Bですが発売から日が浅いこともありネットにはほとんど情報が出ていません。興味はあるのだけれどレビューが出揃うまで様子見を決め込んでる人もいると思いますので、おじさんがいち早くレビューを伝えたいと思います。

細かいスペックは同社サイトを参照してください。
購入はAmazonからで価格は69,930円です。イートレンドの方が1,000円ほど安いのですが、Amazonのクレカを持っていれば2パーセントのポイントが付くので結果的にはAmazonの方がお得になります。

組み立ては自分でやることになります。内容物は最小限のものしか入っていません。ドライバCDなんかは簡単な説明書の袋にむき出しで入っています。
31.5インチとはいえ本体はかなり軽いので組み立てに苦労することはありません。工具も不要なので女性でも楽々です。ただし、安いだけあって本体パネルとスタンドを繋ぐ部分の作りは良くありません。設置後モニターを指でちょっと押しただけでグラグラします。スタンド自体はがっちりしているのですが、パネルとの接続部分が貧弱なのかわざと遊びを大きく取っているのかとにかくグラグラです。おかげでモニターの水平を取るのも大変です。角度調節のためある程度回転するようになっているのですが、ちょっと動かしただけでは遊びが大きすぎて変化しないのです。そこで力を入れて動かしてやると今度は回転しすぎて逆方向にずれてしまうという始末です。何とか水平に近くはしましたがこの辺は是非改良してほしい部分なのですが、そこはやはりコストに反映しているのかもしれません。それ以外は特にこれといった不満はありません。モニターの上下移動やチルトは軽くスムーズに動くので好みの位置に簡単に合わせることができます。
ともあれ一度設置してしまえば早々動かすことは無いので多少の不満は十分妥協できる範囲です。

接続はRX-460とDisplayPortで接続。なんの設定もせず4K 60Hzで表示されました。
ちなみにおじさんの環境です。
PC:自作
MB:GIGABYTE GA-Z77X-UD5H
CPU:i7 2600k
RAM:Corsair CMZ16GX3M4X1600C9 4GB 4枚
VGA:ASUST STRIX-RX460-O4G-GAMING
SSD:PLEXTOR M7V 256GB
OS:Windows10 64bit Pro
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(クリック大きな画像)
では肝心のモニターとしての性能などをレビューしたいと思います。
まずは基本的な所から。
輝度むらは皆無ではありませんが酷いということはありません。単色を表示させればわかりませが、この程度なら許容範囲ですしこれより酷いモニターは他にいくらでもあります。実際の使用では全く問題ありません。
むしろ気になるのは視野角の方です。VAパネルということでここを一番気にしている人もいると思います。

上から見たところ。

下から見たところ。

右から見たところ。

左から見たところ。
上下ではさほど変化してないように見えますが、これはカメラの角度が取れないからで実際は左右から見たのと似たようなものです。
VAだけあってやはりIPSのような広い視野角は望めません。斜めから見るとどうしても白っぽく見えてしまいます。
次に実際の映像で見てみます。

正面

上から

下から

右から

左から
やはり斜めからだと白っぽくなります。ただ、実際の使用でこれほど斜めから見ることは無いので、ここまで色の変化を感じることはありません。普通は正面からしか見ないので左右の端が少し変化する程度です。おじさんも購入前はとても心配していた部分なのでが、実物を見てそれが杞憂だったことを実感しました。

次に表示の細かさです。
4Kともなるとさすがに文字やアイコンが小さくなります。ネットでもこのことはさんざんいわれてきた部分でもあり、おじさんが31.5インチのサイズを選択したのもそのためです。27インチでは実用に向かないと思っていました。
画像はタスクバーのアイコンと硬貨を比較したものです。スケーリング100パーセントではさすがに小さいです。1円硬貨と比較してその小ささがわかると思います。

このブログページとの比較。

文字幅を定規で計ると幅が2ミリ強しかありません。

1バイト文字に至っては1ミリしかありません。

スケーリング125パーセントにした場合です。

文字幅は3ミリ近くになりました。このくらいだとかなり見やすくなります。ネットの情報ではほとんど人が125パーセントで使っているようで、おじさんもこのあたりが丁度いいと思います。スケーリング100パーセントでも見えないわけではないのですが、画面の四隅に文字が表示されるとさすがに見づらく、そのたびに顔を近づけなくてはならないのは不便極まりないです。

発色はかなりいいです。調整は必要ですが以前使っていたナナオと比較してもこちらの方がきれいです。今後普及するであろうHDRには対応していませんが、そもそもソースもありませんしこれで十分だと思います。いずれHDRが当たり前にななったらその時買い替えをするつもりです。

動画再生に関してはFHDソースが主流の現状では4Kの効果は期待できません。4Kテレビと違ってアップスケーリングの機能がそれほど優秀ではありません。DVDをFHDテレビで見ているようなぼやけた画になってしまいます。Amazonビデオも例外ではなく、リビングのテレビではきれいに見えるのですが32UD59-Bではがっがりな画質になってしまいます。60Hzということもあり残像もそれなりにあります。ないに越したことはないのですがまあまあ許容範囲というところです。
なおゲームはやらないので遅延はわかりません。
対してネイティブな4K動画になると一変します。YouTubeの低ビットレートの動画ですらその圧倒的な解像度に驚愕します。明らかにFHDとは次元の違う画質です。物体の質感がこれほど生々しく映し出されるのを前にすると、なんでもない風景ですら唯々見入ってしまいます。これは実際に見てみないとわかってもらえないと思いますが、31.5インチという大きさと4K解像度からくるこれまで経験したことのない新たな映像世界です。

作業スペースはさすがに4Kだけあって広大です。これまでウインドウを重ねて使っていたのを並べてできるようになりました。これだけでもこれまでより作業性が向上しました。

総評
手頃な32インチクラスの4Kモニターがまだまだ少ない現状を踏まえると、この32UD59-Bは有力な選択肢となると思います。31.5インチというサイズは実際に使うにもベストなサイズであり今後主流となると思います。約7万円という価格は決して安いとは思いませんが、他のモデルが軒並み10万超えなのを考慮すればこれでも十分安い方です。多少のスペックダウンや妥協点があるのも事実ですが、それを補って余りある魅力があります。一般的な使い方なら十分ではないかと思います。
もっとも仕事で印刷やデザインをやってる人にはお勧めできません。色空間も不十分ですしキャリブレーションにも対応していません。また写真が趣味でRAW現像にこだわりがある人にも向かないかもしれません。正確な色表示を求めるには不向きだと思います。もっともそういう人は初めからこの機種は選択肢に入っていないでしょうが。

補足
付属のスピーカーはあくまでもおまけです。笑ってしまうくらいショボいです。
エフ
Posted byエフ

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