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TOPPING TP60 レビュー


エージングが60時間を超え音質が安定してきたのでレビューをしたいと思います。
導入当初は期待に反したショボい音に不安にさせられたのですが、やはりというか当然のことながらエージングによって見違えるように良くなり、その不安もきれいに解消となりました。
結論から言えば、2万円とは思えない音の良さに唯々感心するばかりです。これからデジタルアンプの購入を考えている人は是非TP60を検討されることを勧めます。

さて、それでは基本的なこととしておじさんの再生環境を説明したいと思います。
アンプ TOPPING TP60
USB-DAC TOPPING D30
スピーカー ELAC BS72
スピーカーケーブル ゴッサム SPK2-1.5mm
RCAケーブル オーディオテクニカ 30年前の6千円くらいのもの
USBケーブル 普通のやつ 非オーディオグレード
PC 自作
プレイヤー foobar2000
ソース CDリッピング

比較対象は前機種のTOPPING VX1です。また、おじさんの耳はケーブルの違いなど全く聴き分けることができないおんぼろなので、そこを踏まえていただきたいと思います。

VX1との違いをもっとも感じるのは厚みのある豊かな低音です。VX1もそこそこ低音は出ており、BS72という小型スピーカーとの組み合わせもありこの辺が限界かと思っていたのですが、TP60に至ってはその考えを改めざる得ないこととなりました。同じスピーカーとは思えないほどの低音が響く様は、これまでBS72の性能をフルに発揮していなかったのだと気付かされました。
では単に低音が出ているだけかというとそうではありません。先にも書いた通りそれは厚みがあり豊かな響きを持って楽曲の根底を支える低音なのです。この心地よい低音がこれまで聴いてきた曲のイメージを変えてしまうほどのインパクトがり、音楽にとっていかに低音が重要かというのを実感させられました。

対して高音はどうか。
こちらは低音の印象とは随分変わります。突き抜けるような澄んだ高音を期待したのですが、思いのほか丸みを持たせた柔らかな音でした。無理に伸ばさず聴きやすさを優先させたといえばそうなのかもしれませんが、この辺は好みが別れそうです。おじさんとしてはもう少し上まで伸ばしてもよかったのではと思いますが、とはいえそれで不満かといえばそんなことは決してなく、これはこれで聴き疲れしない絶妙なチューニングなのだと思います。

全体としては変な色付けもなく素直な音質です。音場はVX1に比べ広く横方向に伸びています。各楽器の位置などが明瞭に把握でき前後の表現も申し分ありません。ボーカルは中心に定位しておりリスニングルームが一回り大きくなった印象です。

これまであまり良い印象が無かったAmazon Musicが随分とましに聴けるようになりました。圧縮音源のストリーミングでは情報量に限界があり、どうしても薄っぺらい音になっていたのですが、TP60を通すとことで途端に音が豊かになります。これも低音が強化された恩恵なのだと思います。

総じて良くできたアンプです。価格を考えるととても国内メーカーが太刀打ちできるものではありません。うかうかしてると国内メーカーの低価格オーディオは中華に駆逐されてしまうのでないでしょうか。というか既におじさんは中華製品ばっかり買ってるのでそれは始まっているのかもしれません。でもホントに音が良いので日本メーカーにも頑張ってもらいたいものです。
これからデジタルアンプの購入を考えている人は是非TP60を候補に入れてみてください。1万円以下がひしめく中華デジアンにあって2万円は高いように感じますが、それだけの価値は確かにあります。後々後悔しないためにもお勧めします。
エフ
Posted byエフ

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