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光の小箱2 初めての仕様変更

木のあかり
11 /06 2016

誕生から随分と年月が経つ〈光の小箱2〉ですが、ここにきて初の仕様変更が行われました。上の画像、右が旧型で左が新型になります。見ただけではどこが変わったのか全くわからないと思います。まあ、それだけ些細な箇所ということなんですが、実は枠の太さが1ミリ太くなっているのです。

二つを重ねるとよくわかります。上が旧型下が新型です。

それに伴い同時進行で製作していた〈雫〉も変更となりました。右が旧型で左が新型です。これだと何となく新型の枠に方が太いように見えるのではないでしょうか。

こうして見ると一目瞭然ですね。

今回の仕様変更、理由がちゃんとあります。これはレセクタプルを固定するベースなのですが、これまでこの部材の厚みは12ミリでした。

そしてレセクタプルを固定するのに使うビスは16ミリのものでした。しかしこの長さでは一寸だけ短く、強く締めすぎると空回りしてしまうのです。

それを回避するにはビスを長いものに変えればいいのですが、これがなんと丁度いい長さのビスが無いのです。左のビスが従来の16ミリで右が20ミリのビスです。本来ならこの中間である18ミリのビスがあればなんの問題もないのですが、地元のホームセンターや会社に出入りしている新潟の業者に訊いても18ミリのビスは存在してないのです。
仕方なく20ミリのビスを使うことにしたのですが、そうなると今度はビス先端がベースから突き出てしまうことに。となれば厚みを増すしかありません。

そうなると必然的に枠もそれに合わせないとこんな風に段違いになってしまいますから合わせないわけにはいきません。かくして誕生以来、初めて仕様変更となったわけです。

結果、2ミリほどサイズが大きくなってしまいましたが、それはまあ誤差の範疇でしょう。しかしこの1ミリの効果は予想もしてなかった効果をもたらしてくれました。それは強度がかなりアップしたことです。高々1ミリ太くなっただけで強度に影響があるとは信じがたい気もしますが、実際手に持った瞬間その違いがはっきりわかるほどです。
実際計算してみるとはっきりと数値に現れています。旧型の枠の太さは12ミリ角で新型は13ミリ角です。断面積は旧が144平方ミリ、新が169平方ミリで17.36パーセント拡大しています。これをわかりやすくするため〈雫〉に当てはめてみると、枠は4本なので17.36パーセントを4倍します。すると10ミリ角の枠が1本増えたことになるのです。たった1ミリでも4本分ともなると結構な分量になるのです。従来のものに10ミリの枠が1本増えたと考えるとそりゃあもう強度が上がって当然です。これが光の小箱ともなればガチガチに強度が上がってるわけです。

まったく違う目的でやったことが意外な副効果をもたらしてくれたという嬉しい出来事でした。

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