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トランスフォーマー ロストエイジ


3Dトランスフォーマー観てきました。てっきり前作で完結したものとばかり思っていたのですが、そこはハリウッド、儲かるうちは何度でも柳の木の下を掘るという、惚れ惚れするほどの商人魂。しかも今回は中華資本がガッツリ入った米中合作。日本で公開前する前に興行収入が既に1千億円を超え、世界的大ヒットを飛ばしています。一部では中華資本による映画内での無理矢理な宣伝が揶揄されているようですが、そこは腐っても鯛、マイケル・ベイが200億円もの資金を投じて作った作品ですから観ないわけにはいかないでしょう。
さて今回のトランスフォーマーですが、前作までのキャストを一新し、新たな物語りとしてスタートしました。サム、ミカエラ、シモンズに代わって、イエーガー父娘と娘の恋人のシェーンという3人が新たな主人公となりました。(もっともミカエラは3作目で交代となっているので、前3作通してのキャラとしてはサムとシモンズそしてサムの両親ということになります)
そして本当の主役?というべきオートボットですが、オプティマスプライムとバンブルビーは当然続投となりますが、それ以外は大幅に変更されています。
今回プライムの敵となるのはロックダウンというディセプティコンの残党で、遥か昔、地球上の恐竜を絶滅させた凶暴なバウンティハンターです。巨大な宇宙船で地球にやってくるわけですが、そこにオートボットを外敵とみなす人類や金儲けを企むジョブスもどきが加わり、まさにジェットコースターのような目まぐるしさで話は進んでいきます。

さてそこで肝心の中身に関してですが、実際のところ映画としてどうなのよ、と問われると・・・・
先ず2時間45分という尺は正直長すぎます。いやまあ前作も2時間34分と長かったんですが、回を追うごとに長くなる一方で、そろそろ見直した方がいいんじゃないかと思うんですけどねえ。
もちろん超絶CGによるトランスフォーマーたちのバトルシーンは今回も見ごたえ十分で、これを観るためだけに劇場に足を運ぶ価値は十分にあると思います。
しかしその一方でドラマ部分がどうにも弱いという印象を受けます。アクションシーンが派手だけにそれに押されてしまうのもわかるのですが、それにしても前3作に比べドラマの弱さは否定しがたいと思います。
これの最大の原因は脚本よりもキャストにあるのではないかと思います。今作の主人公3人、はっきり言って魅力が無いです。いやまあヒロインのテッサは3作目の女優より可愛いのでそこはいいんですが、肝心の3人の掛け合いがどうにもいただけない。前3作でのサムやシモンズ、そしてサムの両親たちはキャラがとても立っていて、その掛け合いがいい味となっていたのですが、今作ではそういった良さがまったく感じられませんでした。この辺、もう少しキャラの性格付けを練った方がよかったんじゃないかと思います。
とまあ多少不満はあるにせよ、映画自体は観る価値十分なので、興味のある方は劇場での観賞をお勧めします。
映画後半、中華資本の無理やりな宣伝に突っ込みながら観るのも一興です。
エフ
Posted byエフ