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木のあかり講座 新富嶽編(1)


大分前に主だった製品の講座が終わり取り上げる製品が無く休んでいた木のあかり講座ですが今回は久方ぶりに再開となりました。
取り上げるのは昨年度の新作「富嶽-ふがく」です。木のあかり全製品において数少ないペンダント型になります。名前の由来は見てわかるとおり富士山の稜線に似てるからです。デザイン的に際立った特徴はないものの、すっきりとしたラインと上質な質感が持ち味となっています。また、LED電球を標準としたところが近年のエコに配慮した仕様となっています。
製品スペック
品名  富嶽  品番 FUG-1P
高さ 20.5cm 幅 51.5cm 奥行き 51.5cm
消費電力 8.9Wx3(LED電球3灯式)
本体価格 45,000円
と思ったら富嶽の講座はすでにやってました!
うわーすっかり忘れていた。どうしましょう。/(^o^)\ナンテコッタイ
でもせっかく書いたので改訂版ということでやっちゃいましょう。(すんません)

では早速講座を始めたいと思います。
材料は幅4.5ミリ、厚さ4ミリのものを使います。溝は20度の角度をつけてカットされており、菱形に組みあげていきます。

組みあがりました。

半分に切り分け三角形の組子にします。これにもう一組追加し、合計4枚で1台分の組子になります。

カットした部分に縁を付けます。
本来この部分は後から取り付ける枠によって隠れてしまうので、見た目上きれいにする目的では必要ありません。ここでの縁付けはそれとは別の目的があってやっています。

断面を横から見たところです。奥に向かって右側に曲がっているのがわかるかと思います。実は組子というのはこんな風に歪んでいるものなのです。そこでこの歪みを補正するために縁を付けるわけです。といっても縁を付けたからといって即歪みが解消されるというわけではありません。あくまでも一助にすぎませんがそれでも無いよりはましであり、組子の補強にも一役買ってくれるので品質向上としての有用性は十分にあると考えています。

次は両脇の縁を付けます。



三辺の縁を付けたら頂点の部分をカットします。

ここにも縁を付けます。

カットした部分に後で器具が取り付けられます。

表面をサンドペーパーできれいに仕上げ貼り合わせ箇所を斜めにカットします。

テープで4枚をつなげます。

はみ出たボンドはきれいにふき取ります。後からこの部分に補強材が付くのでその時にボンドが残っていると密着性が悪くなるので丁寧な作業が必要です。

これでおおよその形になりました。

つづく。
エフ
Posted byエフ