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SONY ウォークマン Sシリーズ NW-S756は本当に音が良いのか?


NW-S756を購入し1ヶ月ほど使用したのでその使用感などを書いてみたいと思います。もっともおじさんはオーディオマニアでもなければ、ケーブルの違いを聴き分けられるほどの耳を持ってるわけでもありません。音の聴こえ方は個人差があるので参考程度と考えてください。
ウォークマンを買ったのは高校生の時依頼なので、およそ30年ぶりということになります。当然のことながら当時はカセットテープ式だったので、それに比べたら物凄い技術の進歩を実感します。メモリの容量は32Gで色はバイオレットになります。携帯で使っていたBluetoothレシーバーの色がネイビーブルーだったのでそれに合わせました。購入はビックカメラで金額は本体と純正シリコンケースを合わせて約1万6千円とまずまずの値段でした。
実はこれを買う前は携帯電話で音楽を聴いてました。初めはソニエリのウォークマン携帯SW52という機種で次がiidaのG11です。
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SW52はウォークマン携帯というだけあって、携帯としてはそこそこ良い音を聴かせてくれました。もっとも外の携帯の音があまりにも酷かったというのもありますが・・・(;´▽`A``
約3年ほど使っていいたのですが、さすがに本体の傷みが酷くなってきたので、去年半ばに前からデザインが気に入っていたG11に機種変更しました。さすが最新機種だけあってBluetoothが使えるということだったので、これでもう煩わしいイヤフォンのコードから開放される、とそれだけで喜んでいました。
勇んでBluetoothレシーバーとメモリカードを準備しいざ試聴・・・・・・・・・・なんじゃこの音は?(T△T) いやもう、音の悪さにがっかり。以来、携帯音楽プレイヤーの購入を考えるようになりました。
選択肢としてはiPodかウォークマンといったところになりますが、やはり音質で高評価のウォークマンに気持ちが惹かれてました。しかし先代のウォークマンS-656はBluetoot機能が付いてなかったので購入には至りませんでした。しかし今機種になり待望のBluetootを搭載してきました。そして値段もこなれてきた先月、満を持して購入となったわけです。
サイズは小さすぎず大きすぎずでちょうどいい大きさではないでしょうか。キー操作に関しても、タッチパネルと違ってクリック感のあるボタン式なので、おじさん的にはこちらの方が好感が持てます。ディスプレイは必要にして十分な品質だと思います。しかしちょっと残念なのが充電に関してです。充電器がオプション扱いになっており、通常の充電は付属のUSBケーブルからになります。バッテリーの持ちが良いとは言ってもPCレスで充電できないのはどうかと思います。

さて、肝心の音質です。巷では高音質との評価ですが、実際自分の耳にはどう聴こえるでしょうか。(Bluetootは使わずイヤフォンを本体に直接繋げての試聴です)
ソースはCDDAをATRC-320kbpsに圧縮したものです。まず届いてすぐの試聴、、、、、おおっ!これは中々良いんじゃないの (ノ゚ο゚)ノオオオオォォォォォォ- 
まあ、それまで聴いていたのが携帯だっただけに、当たり前といったら当たり前ですよね (6 ̄  ̄)ポリポリ
比べるのがそもそも間違いですが、携帯とのあまりの違いに感動してしまいました。とにかくレンジが広くこれまで出ていなかった低音が出るようになり、高音もよく伸びています。久々に音楽を聴くのが楽しくなりました。しかし、しばらくして耳が慣れてくると、低音はよく出るが解像度はそれほどでもなく一本調子で、高音のシャリつき感も気になりだしました。よく言うドンシャリ系とやつですね。
その時点ではドンシャリの傾向は本体よりイヤフォンにあると思っていました。使用時間の短い標準のイヤフォンなで、エージングが進めば良くなるだろうと思い、その後は特に気に留めるでもなく使用を続けてきました。3週間もすると当初の考え通り、エージングが進んだことにより高音のシャリつきが無くなり、全体的にまるく軟らかい音になってきました。しかし、それと同時に何か別の違和感を感じるようになりました。
きっかけとなったのはサラ・ブライトマンの神々のシンフォニーというCDでした。どうにもこじんまりとして迫力が無いのです。サラのボーカルはそこそこ聴かせるのですが、オーケストラの厚みや広がりが感じられないのです。やはり付属のイヤフォンでは限界があるのだと思い、もっとましなイヤフォンを買おうかどうしようかと考えるようになりました。WEBではイヤフォンでかなり音が変わるという記事をよく目にしますしねえ・・・
とそんなことを考えながら色々な音楽を聴き比べていたところある傾向に気づきました。クラシック系はイマイチでもJ-POPは結構良いのです。そこでふと思いつき、イヤフォンをPCに繋いでHDD上の音楽ファイルを再生してみました。正直ビックリしました。ウォークマンではイマイチだった神々のシンフォニーが、オーケストラサウンドらしい荘厳な響きとなって聴こえてきたのです(神々のシンフォニーは純然たるクラシックではないですけどね・・・)。これが同じイヤフォンの音か!とまさに目からうろこの心境でした。ただ、そこはやはりPCのサウンドですからすばらしい高音質だというわけではありません。基盤からのノイズもあるし、荒削りで力押してくる感じなので、決して洗練された音というわけではありません。それでもウォークマンでは曖昧になりがちだった細部の音がはっきり聴こえるようになり、楽器の種類が一気に増えたような気がします。さらに、音が幾重にも重なりオーケストラの奥行きと広がりが何倍にも増幅され、これこそ正にオーケストラサウンドと実感できるだけの迫力と力強さがあるのです。
がここでひとつ冷静に考えてみました。PC上のファイルは無圧縮のWAVファイル、一方ウォークマンは320kbpsの高レートとはいえATRCの圧縮フィル。どう考えてもPCの方に分があります。そこでウォークマンでも無圧縮のWVBファイルを再生してみました。
結果はわずかに情報量は増えたものの、全体の傾向は変わらずというものでした。はっきり言ってファイルサイズほどの変化はありません。

***本来ならCDプレイヤーの音で比較できればよかったのですが、あいにくイヤフォンジャックのミニプラグへの変換アダプターを紛失してしまい聴くことが出来ませんでした。なのでCDプレイヤーでの比較だとまた違った評価になったかもしれません***

このことからほかの音楽も聴き比べてみました。

クラシック、J-POP、歌謡曲、その他と色々聴き比べてみたところひとつの傾向が見えてきました。
安室奈美恵などのJ-POPはウォークマンで聴くと全体的にバランスが取れており聴きやすいのですが、PCだとボーカルと低音が変に強調され全体のバランスが崩れた聴き疲れする音になります。これがサラ・ブライトマンやちあきなおみになると、PCでは解像度が高く音に生々しさがあったものが、ウォークマンでは一転、ベールを1,2枚掛けたようなおとなしい音になってしまうのです。
このことからあることを思い出しました。20年位前だったとおもいますが、当時のCD(ポップス)は再生機器がCDラジカセやミニコンポが主流だったために、そういった機器で再生されたときに一番良く聴こえるようにバランス調整している。そのため単体コンポで聴くとさほど良い音には聴こえない・・・ということを聞いたことがあるのです。その時は検証出来るほど機材があるわけでもなく(CDプレイヤーすら持ってなかった!)そんなもんかね、くらいに思ってましたが、この現状を考えるとあながち嘘や噂レベルの話しとは限らないのかもしれません。CDラジカセでは再生帯域が限られているので低音を強調するというのは理にかなっていますから。
時代はCDラジカセやミニコンポからiPodやウォークマンなどの携帯音楽プレイヤーへ変わりました。そういった機器で音楽を聴くのは10~20代の若者が中心です。当然聴く音楽もJ-POPなどが主となるのではないでしょうか。このことを前提にすると2つのことが考えられます。
ひとつは、そもそも携帯音楽プレイヤーの再生能力がそれほど高くないので、それを踏まえてCD側でちょうどいいバランスになるよう調整している。そしてそれとは逆に、調整されたCDの音をバランス良く聴かせるためにウォークマン側で音作りをしている、というものです。
どちらにしても巷での高評価ほどの高音質は実感できませんでした。というか基本性能は良いのでしょうが、ソースによって評価が変わるというところでしょうか。J-POPをメインに聴くならかなりレベルは高いと思いますが、クラシック系では不満が出るでしょう。神々のシンフォニーでのサラの息づかいや舌の動きすら感じられる生々しさが伝わってこないのは残念です。
良いイヤフォンで聴けばまた違った音になるでしょうが付属イヤフォンでの感想はこんなところです。なおBluetootを介しての音は低音の解像度が低くなる傾向があり、品質は若干落ちます。それでもコードの煩わしさから開放されることを思えば十分な価値があり、一度使ったらもう戻ることはできません。欲を言えばレシーバーのバッテリーの持ちがもう少し長ければ良かったのですが(^^)ニコ
エフ
Posted byエフ

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