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木のあかり講座 ソフトランディング編(2)


長かった内職もようやく終わり、やっと通常の生活リズムに戻りました。それにしても今回の内職はえらく時間が掛かりました。およそ3週間を費やしての作業となったわけで、その間奥さんからは小言をいわれながらも耐え忍んでやってきました。それでも、今回の報酬が新しいレンズの購入費の一部になることを思えば、それも報われるというもんです。

さて、前回の講座から大分時間が空いてしまいましたが、今回はソフトランディングの鬼門である枠付けを解説していきたいと思います。
画像は枠の材料で、スターと同じ様に木目を合わせるために番号を付けて管理します。


物が三角形なだけに枠材は3本。
枠付けの基点は直角の部分となるので、まずはここから合わせていきます。

この枠付けでは寸法あわせが最も重要となるため、入念な調整をしなければなりません。
直角部をきっちりあわっせて反対側のカット位置を出していきます。

カットラインを引きます。

長辺側の枠を重ねて木目の合う位置を確認しカット位置を割り出します。
この部分の角度は22.5度で、僅かなずれも出ないよう、鉋(かんな)で微調整しながら長さをあわせていきます。
3本の枠が揃ったところでボンドで接着します。

隙間無く合わされば合格です。と、簡単に説明しましたが、実際は物凄く手間と時間の掛かる作業なのです。鉋をかけるときにちょっとでも削りすぎたり、力の入れ具合が悪くて断面が歪になってしまったりするとピッタリになりません。”ちょっと削っては合わせる”を何度も繰り返して慎重に作業を進めていくのです。
何がこれほど厄介にしてるかといえば一にも二にもこの22.5度という角度です。これが、よくある45度なら簡単なのですが、このくらい鋭角になると合ってるのか合ってないのか分かり難くなってくるのです。まあこればっかりは実際にやってみないとわからないでしょうねえ。で、20枚の枠付けに丸一日を費やし、終わるころには腕がパンパンになってるというわけです。

それでも、苦労した分きれいに出来上がれば報われるというもんです。

鬼門の枠付けが終われば後はもう楽チンなもんで、両面を仕上げて貼り合わせの準備です。



こうして並べると隣同士の木目が合ってるのが確認できます。

今回はここまで。
次回へつづく。
エフ
Posted byエフ

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