<NifMoとは?>まず初めにMVNO?NifMoってなに、という人のために基本的なことを簡単に説明しておきたいと思います。
MVNOとは大手キャリア(DocomoやAU)の回線を借り受け、大手よりも安くサービスを提供する業者のことです。そして数ある業者の中の一つがNifMo(ニフモ)という業者で、本体は老舗プロバイダーのニフティです。
<どんだけ安いの?>多くの人がそうだと思うのですが、スマホを使う上での悩みはその高い料金ではないでしょうか。知人の所では一家4人分で月4万円以上も払っているそうです。どうしたらそんなになるのかおじさんにはさっぱり理解できませんが、こういったケースは結構多いのではないかと思われます。全国平均が1台あたり6千円半ばということなので4万円というのは大分オーバーしてることになります。
これまで我が家のスマホ代は2台で8千円弱だったので、平均からすると安い方となります。しかしそれでもおじさん的にはまだまだ高いという気持ちが強く、今以上に安く抑えられないかと常々考えてきました。
そしてDocomoの2年縛りが終わり更新月となる先月、SIMフリーのASUS Zenfone2が5月16日に発売されるというアナウンスがありました。本当は4月中に手続をしないと1万円の違約金が発生するので4月中に切り替えをするつもりでしたが、前機種のZenfone5の評価が高く、その後継機であるZenfone2の前評判も高いことから、タイミングが合わなくてもこれにしようと思いました。
結果Docomoは先月末で解約しそれまで使ってきた番号も捨てることにしました。そして発売までの16日間はスマホ無しの生活になったのでした。まあ、はなから心配はしてなかったのですが、スマホが無くても実際の所困ることってほとんどないんですよね。若い人ならいざ知らず、おじさんくらいになるとスマホに依存するなんてことはありません。本当はこのまま無くても良かったのかも・・・・・(;´▽`A``
で、気になる料金ですが、おじさんが契約したタイプは3GBのデータ通信専用で月額700円(税別)になります。(通話はMNPができればそのまま番号を引き継ぐつもりでしたが、それがダメとなったので思い切って050plusで済ませようと割り切りました)また、別途ニフティの接続サービスをすでに利用している場合は更に200円引きになるそうです。うちはプロバイダーがニフティなのでそうすると500円・・・ホントに? うう~ん、請求が来るまで信じられない。
そして一足早く先月契約した奥さんの場合は、3GBのデータ通信と通話のセットで1400円(税別)。こちらはこれ以上の割引は無しです。
この他に端末代を分割にすると1600円くらいの上乗せがありますが、今回は2台とも一括で購入したので通信費のみとなります。ちなみに端末代は別々の機種ながら共に4万800円(税込)でした。端末だけならもう少し安く買える所もあるのですが、契約と同時購入で5千円のキャッシュバックがあるので結果的にはNifMoで購入した方が安くなります。
なお、分割払いの場合でも金利手数料はニフティが負担するので、手続きの煩雑さを厭わないのでしたらそちらの利用もいいかと思います。おじさんは面倒な手続きが嫌で無理して一括にしたため、現在財布の中が非常に淋しい状況になってます・・・(T△T)
<サービス内容はどうなのよ?>MVNOだけあってサービスに関しては大手キャリアには及びません。料金さえ気にしなければ至れり尽くせりのオプション(余計なものばっかりだけど)がある大手は安心感がありますが、MVNOでは流石にそうはいきません。主だったところでは端末の保証くらで、あとはレクチャーやセキュリティーといった初心者以外は必要ないものです。
それと気になる人も多いメールについてですが、MVNOでは大手キャリアのようなメールアドレが貰えないという情報がありますが、NifMoでは新規IDによる契約の場合、自分のメールアドレスが貰えます。既にサービスを利用している場合はその限りではないのですが、どちらにしてもニフティのメールアドレスをそのままスマホでも使えるので不便はありません。
まあ、総合サービスは大手に譲るとして、最大の魅力は料金にあるわけなので、ここが納得できれば多少サービスが劣っていようと何の問題もありません。むしろ大手の訳のわからにサービスによる高い料金にうんざりしている人には魅力的かもしれません。
それともうひとつ大事な情報としてサポセンの電話対応についてなのですが、これはもう今までで一番対応が良かったです。おじさんは普段からよほどのことがないかぎりサポセンに電話を掛けることは無いのですが、それでもこれまで何度か掛けた電話ではNifMoの対応は断トツで好印象でした。とにかく親切丁寧で分かりやすい説明にさわやかな話しぶりは、掛けてるこちらが恐縮してしまうほどでした。それにオペレーターに繋がるまでの時間も短く、大手のような何時になったら繋がるんだと、苛々しながら待たされることはありませんでした。まあ規模が違うのでしょうがない所はありますけど。
<ASUS Zenfone2>
先ずは簡単なスペックから
OS:Android 5.0
CPU:Atom Z3560
RAM 2GB
ストレージ: 32GB
画面サイズ:5.5インチ FHD
バッテリー容量:3000mAh
寸法:77.2x152.5x10.9 mm
重量:170g
4万円とは思えない高スペックに男泣きm(;∇;)m うれしすぎるっ!

これまで使ってきた、Z SO-02E(左)との比較。画面が5インチから5.5インチへとアップして一回り大きくなりました。さすがにここまで大きくなると片手での操作は厳しい。

厚みも3ミリほど厚くなりましたが、角が緩やかにカーブしているので手への収まりがよく、ほとんど厚みを意識することはありません。非常に持ちやすいです。

パッケージはいたってシンプル。箱の中には本体の他に充電用のUSBケーブルとACアダプター、イヤホンと交換用イヤーピース、そしてペラ紙1枚の説明書といった具合です。充電用の台など影も形もありません。
まあ4万円のスマホですからこんなもんです。その分スペックに重点が置かれているのでトレードオフということです。
本体の質感はお世辞にも高級感があるとは言えませんが、プラスティックのバックパネルはヘアライン処理を施し質感を上げており、それ程安っぽさはありません。色もおじさんが選んだレッドは派手な感じはなく渋めの色で、中々いい感じに仕上がってます。

今回同時購入した液晶画面の保護フィルムです。正確にはフィルムではなくガラスなのですが、これが予想以上に良い出来です。フィルムと違って貼るのではなく画面の上に乗せる感覚で使うのですが、乗せて暫くすると見る間に密着していき、一度密着するとちょっとやそっとでは剥がれなません。気泡も入ることなくきれいに密着してくれるのでこれなら失敗することは無いと思います。
そしてガラスだけに透明度が抜群で画面が非常にきれいです。指の滑りもとても滑らかで、フィルムとは次元の違う使い心地です。1,544円とフィルムに比べ割高ですが、一度使ったらもうフィルムには戻れません。

大判のクロスも付いてきます。結構しっかりしたもので、メーカーの男気が感じられます。

それとスマホ到着後に購入した収納ケースです。財布のようにに見えますがベルトに引っかけて使うもので、保護ケースではなくあくまでも収納ケースです。
というのも今回のZenfone2、大きくなりすぎてこれまで入れてきた胸ポケットに収まりきらなくなってしまったのです。尻ポケットとも考えましたがそれだとお尻が痛くなるのでケースを買うことにしました。腰の所に差しておけば邪魔にもならず埃からも保護できるので重宝しそうです。

表面は合皮ながらそれほど安っぽくも無く、中は不織布が貼ってありスマホをが傷つかないようになっています。

サイズはぴったり。

実はこれ
Sony Xperia Z3用なのですが、同じものを○○用といって売っているのです。しかもそれぞれ値段が違うという摩訶不思議な仕様・・・・
で、同じものなら一番安いやつをと
Sony Xperia Z3 用にしたわけです。お値段1,480円、まあ違うといっても数円程度なので気持ち悪い人は適合種をどうぞ。

裏はこんな感じ。

片方はスナップで固定するベルトになっています。
真ん中のはベルトに差し入れるクリップです。結構強いバネになっているので初めは入れるのに手間取りました。
<実際の使用感>MVNOということで通信速度が気になる所ですが、実際に使った感じではこれまでのDocomoとなんら変わる所はありませんでした。

参考までに今日の昼に計測した数値ですが、下りが15.43Mb、上りが3.85Mbというスコアでした。当然時間帯や場所によっても変わってきますが、これまでのところ目立って遅くなるということはありませんでした。
もっとも、3日間で500MBを超えると速度制限が掛かるので気を付けないといけないポイントもあります。おじさんの場合普通に使っていれば制限を超えることはありませんが、バリバリ使う人は要注意です。これがないということなしなのですが、この辺がMVNOの弱点というところでしょうかね。3GBの契約ならそこまで制限なしに使えるといいんですけどねえ。
ともあれZenfone2自体は動作も早くこれまで以上にストレスのない使い心地を提供してくれます。大手キャリアにありがちな使いもしない無駄なアプリがしこたま入ってるということもありません。4万円でそれ以上の性能を手に入れられるのですからこれは凄いことです。
ただし何から何まで揃っているというわけでもありません。国産スマホなら当然と言っていい、ワンセグやおさいふケータイは比対応ですし、防水防塵機能もありません。この辺はやはり値段相応といったところです。まあ、ある程度割り切りが必要といったところでしょう。
ということでより詳しい情報はネットに溢れているのでそちらを参考にしてもらうとして、スマホの料金を安くしたいという人は一度MVNOを調べてみるといいでしょう。自分の使用に合ったものがあれば検討の価値は十分にあると思います。
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