始めの頃は永遠に終わりが来ないんじゃないか (ノДT)アゥゥ と思ってましたが、毎日せっせとやってたところ・・・なにごとにも終わりはあるんですねえ、あれだけあった大量のガラクタがついに無くなりましたv(`皿´)ノ~'' ヤッター!!
およそ四ヵ月に渡る作業、今思えば片付けをする前後の写真を連続で撮っておいて、その変わり具合を見てみるのもよかったかもしれませんね。
がっ、今回はそんな掃除ネタのブログではありません。本題は、この片付けをやってるときに出てきたお宝?の話なのです。
お宝といっても金目のものではありません。それは戦前に書かれた手紙類です。年代は昭和12年から14年あたり(全部を詳しく見てないのでおおよそです)で、はがき・封書・チラシ・会報などで、遺言状なんてものもありました。所有者は社長の祖父にあたる方で戦後まもなく亡くなられています。
元軍人ということで多くは軍事郵便となっており色々と興味深いものばかりです。
故人とはいえ手紙というプライベートなものを見るのはどうかと思われそうですが、幸か不幸か字が達筆すぎてぼんくらおじさんには全然読めない (T△T)
そこで、内容がわからないので見た目にわかりやすいものを紹介しようと思います。

これは結構読みやすい字です。
三つ折の封筒になっていて宛名などが書かれています。満州からの軍事郵便で日付は昭和13年11月7日となっています。
この裏がしゃれてます。

満州の農村の風景なのでしょうね。
保存状態はあまり良くは無かったのですが、内側は表面より良好な状態で色がきれいに残っていました。戦前にこんなしゃれたものがあったんですねえ。

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映画のチラシです。この映画館はもうありません。
当時は娯楽の大様だったんでしょうね。映画そのものは知りませんが、よく見ると原作が小津安二郎となってます。ってことは有名な作品だったりして?
オールトーキーの文字が素敵過ぎて泣かせます (TωT)ウルウル

(クリックで大きな画像)
こちらも映画のチラシ。
戦況ニュースが同時上映なんてところが日中戦争真っ只中であることを物語ります。この後、太平洋戦争へと向かい敗戦となることを思うとなんだかねえ・・・
スパ15センというところを見て、温泉が15銭?と思ったらパスでしたね ( ̄Д ̄;;
んん~、15銭が今の価値でどれくらいかわかりませんが、きっと庶民的な値段だったんでしょうねえ。ちなみに上の「限りなき前進は」は二十銭です。年代的にそんな違いは無いと思うのですが、この値段の違いはどこから来るのでしょう?
ということで今回は珍しいものを取り上げてみました。
外にもまだあるのでまた紹介していきたいと思います。
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