
右が今回のタムロンで左が付属のキャノンです。70-300mmというだけあって長いです。

ボディーに付けると更に長く感じます。

フードを付けようもんなら、どんだけ長いんだよって感じ。

ところでカメラにあまり詳しくない人は、15mmだ70mmだといても何のことかさっぱりだと思います。なので具体的に説明すると。
この15や70といった数字はレンズから撮像素子までの距離のことで、数値が小さいほど広い範囲を写すことが出来ます。反対に数値が大きくなると遠くのものを大きく写すことが出来ます。よくテレショプや広告などで○倍ズームといってるやつです。
上の画像はキャノンのレンズで焦点距離15mmで撮影したものです。いわゆる広角側というやつで広範囲が写っています。

同じ位置から同じレンズで85mmの画像です。遠くのものが大きく写っています。15mmと比べると結構ズームが効いてるじゃんと思うかもしれませんがこの程度ではまだまだ不足。

タムロンの300mmだとここまでいっちゃいます。15mmとの違いは圧倒的です。これなら運動会で遠くを走る我が子の表情を撮り逃がしませんよ~。
しかもこのタムロンのレンズは写りも良いのです。

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これは以前撮影したキャノンレンズ。

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こちらは今日撮影したタムロンレンズ。
条件が異なるので比較するには適当ではないので参考程度にしかなりませんが、タムロンの方がシャープの写っています。

分かりやすく一部を等倍で切り出して比較してみます。これはキャノン。

こちらはタムロン。
ISOと絞りは同じでシャッタースピードは違のですが、タムロンのほうが良く解像しています。ノイズもタムロンのほうが少ないのですが、これはあまり当てにしないほうがいいかと思います。撮影条件によって変わりますからね。
さらに特筆すべきは、レンズに搭載された強力な手ぶれ補正です。300mmの高倍率ともなるとその手ぶれは無視できるものではありません。どんなにしっかり構えていても、手持ちでのぶれは抑えられるものではありません。それがこの手ぶれ補正を使うと、それまでぶれていた画像がスーッと収まるのです。この効果にはホント驚きです。
念のためにいっておきますが、キャノンのレンズが悪いということではありません。十分シャープな画を写してくれるしAFもとても早いです。なにより15-85mmという焦点距離の広角15mmは風景を撮るには協力な要素になります。用途の違う2つのレンズを比べるのがそもそも無意味なんですけどね~。
これだけのレンズが4万円ちょっとで手に入るなんていい時代になったもんです。もっとも、いくらレンズが良くても撮り手がへぼくてはどうしようもないんですけどね(汗)
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